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商品先物取引はサヤ取りで儲けろ

シナリオを描く意義

 商品先物取引を始めるに際し、取引を行う商品がどのように動くのか、事前に必要な情報を集めて何が起こるのか予測を立て、いくつかのシナリオを描いておくことが大切です。何か決断をするときには、対象となる商品の将来動向について考え、それぞれできる範囲で事前に対策を用意しておくことが大切です。

 なぜ、こんな面倒なことを行わなければならないのかというと、直感に頼って取引を行っていては、いくら経験を積んでも、いつも取引を行うときは直感のままとなるからです。つまり、「なぜうまくいかなかったのか」、「どこが悪かったのか」が分からず、工夫する余地がないため、成功への確率または経験を活かす手立てがないからです。「どのように行ったとき、どのようにだめだったのか」、「どうすればいいのか」といったアイデアは、事前の準備と何が起こるか予測、そしてシナリオをしっかり描くことが、今後の取引への礎となっていくのです。そのために、現時点で自分自身が考え付く出来事を考察し、それに対して適切に準備を行うことが大切なのです。特に自分に不都合なことを目を背けず考慮することで、取引の助けになることがあるのです。

 ただ、シナリオがすべてを解決してくれるわけではなく、どんな人でも将来について正確に把握することは不可能であり、不足に対する備えが必ず必要だということは頭に入れておいてください。 面倒ですがシナリオを描くことで、先見性が身につき、その後のものの捉え方や将来への不安を取り除く手助けとなります。投資家の皆さんの貴重な時間と経験を無駄にしないためにも、自分がどのように考えて取引を始めたのかしっかりシナリオを描くことが、投資を成功に導く第一歩となるのではないでしょうか。

予測とリスク

 まず、投資する商品に対してどのような方向性を見ているのか、予測なりシナリオを描くことが大切なのは理解したと思いますが、無限に投資資金があるわけではなく、限られた中で取引を行う以上、事前にリスクに対する許容範囲を認識し、その対処を把握しておくことが必要です。

 しかし、多くの投資家が、予測やシナリオを描くとき、その方向性だけに意識が行き、そうでない要素が出てきたときのシナリオまで用意しておくことを怠っていることが多いのです。最悪なのは、1つのシナリオにしがみついてしまい、冷静さや判断力の欠如から危険な賭けを選択してしまい、リスクを自分から呼び込んでしまうことがあるのです。

 シナリオは、収益だけを描くものだけでなく、「こういう材料がでたら」「こういう状況になったら」など不足の状況に対して「こういう選択をする」といった準備もしておくことが大切なのです。自分か受け止められる許容範囲を理解し、管理しておくことが大切ですし、こうした状況になった場合、ポジションを建てるのか、または手じまうのかを前もってシナリオでシュミレーションしておけば、余裕を持って冷静な判断でき、よい結果に結びつく可能性も高いといえそうです。

著者:黒川 厚page TOP

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