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商品先物取引はサヤ取りで儲けろ

分散投資という考え方

 投資家には、資産を増やしたいという「収益への期待」だけでなく、資産を減らしたくないという「リスク回避への希望」があります。このリターンを最大化し、リスクを軽減化するには特定の投資に偏ることなく、性格の異なった投資商品をうまく組み合わせ資産構成(ポートフォリオ)を構築することが有効といわれています。性格の異なった商品に投資資金の運用先を分ければリスクは軽減されるということで、分散する先が多ければ多いほどリスクも確率的には低くなり、資産全体のリスク回避はよくなると考えられています。

 相場格言でも「1つのかごに卵を盛るな」というものがあります。それは、1つのかごの中にたくさんの卵をまとめて盛っておくと、万一そのかごを落としてしまったら卵は全部割れてしまうかもしれません。いくつかのかごに少しずつ分けることで、全部を失うことはまずありえないという意味で使われています。

 ただし、分散投資も行き過ぎてしまうと、資金的な問題や管理にかかる時間や手間、コストがかかり煩雑になることがあります。適切なバランスが要求されるのですが、どの程度の分散投資が最適なのかは状況によって難しいところがあり、逆に闇雲に投資先を増やしても分散投資の効果が期待できないものになる可能性がありますので注意が必要です。

資金配分の例

 あくまで、資金の配分方法の考え方の1つであり、これがお勧めというものでもなく、できるだけわかりやすくするために、例としてあらわしたものなので、それぞれ投資家の状況に応じて対応してください。

 例えば、1つのマーケットでトレードした場合、投資する金額は資金の30%を限度としてトレードすることが有効だと思います。仮に一度のトレードで過大な資金を投資してしまうと、投資が思い通りな展開にならなかった場合、再チャレンジをできずに破産してしまいます。また、他の投資商品のトレードを含め全投資の合計額が投資資金の50%を超えないように注意することが大切です。資金の50%はいかなるときも余裕として残しておき、負けたときのリベンジ用としてリザーブしておくべきです。

 仮に投資資金1,000万円だったとしたら、半分の500万円は安全性の高いものでリザーブしておき、もう500万円で投資を行う。その場合も1つのマーケットには30%以内の資金で行うため、最大150万円とし、それ以下でトレードし、いくつかの投資商品に分散するということです。とにかく、自己の投資ルールをきっちり確立して投資に望むこと、リスクを回避するにはいろいろある中で、何を選択するかを状況にあわせて対応できるように準備しておくことが大切です。

著者:黒川 厚page TOP

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