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相場予測とは

 自己の経験や直感などに頼らず、投資した商品の価格を予測しようとした場合、大きく分けて「ファンダメンタル分析」と「テクニカル分析」との2つの相場予測分析方法があると思います。

 「ファンダメンタル分析」を簡単に言うと、一般的に価格が需要と供給の均衡点で決まるという市場原則に基づいて、現在の情報から相場予測するという方法です。この手法で分析する場合、正確でスピーディーな情報収集と処理能力が要求されます。一方「テクニカル分析」は、価格・時間・出来高などからマーケットの集団の行動パターンを研究し、相場予測する方法です。この手法で分析する場合、マーケットでの情報はすべて価格に反映されるという信念に基づいて分析されています。

 それぞれ異なった視点から価格をアプローチしようとしていますが、将来の価格動向をキャッチしようとする目的では同じなのです。当然ですが、それぞれの相場予測分析方法にはメリット・デメリットがありますので、自分のおかれた環境やスタンスなどを加味しながら、うまく組み合わせて独自のルールの下でシナリオを組み立てることが大切です。

ファンダメンタルズ分析とは

 「相場予測とは」でも少し触れましたが、ファンダメンタルズとは、一般的に価格が需要と供給の均衡点で決まるという市場原則に基づき、本質的価値が実際の市場価値と乖離しても、いずれ本質的価値が市場で実現されるという考えの下、需給動向や生産動向、輸出入動向といった指標や経済指標、金利水準、政治状況などを含め分析して、それを今後の方向性を予測するものとして役立てる相場予測分析方法です。

 しかし、ファンダメンタルズ分析には、その情報を知りえた時点ですでにその情報は過去のものとなり、“市場に織り込み済み”となってしまうのです。如何に誰よりも早く情報を仕入れ、スピーディーに処理しない限り、大きな価値を生み出しません。価格はすでに未知のファンダメンタルズに反応し始めて動いているからです。つまり、マーケット価格の動きは、ファンダメンタルズの先行指数といえます。

 膨大な情報の中から、正確に自分の投資商品に関係がある情報だけを選び、その情報データが価格にどのように影響をするかすばやく処理するには、ある程度の資金と経験、それと組織、知識が必要なのかもしれません。ファンダメンタルズ分析により相場予測を行うことは大切なことですが、それだけではデメリットもあることを把握しておくことも必要です。

テクニカル分析とは

 テクニカル分析では、@価格はすべてを織り込む A価格の動きはトレンドを形成する B歴史は繰り返す といった基本条件を前提に、マーケットで知りえた情報はすべて価格に反映されるといった信念に基づいて相場予測を行う分析方法とされています。

 ファンダメンタルズ分析同様、テクニカル分析にも当然デメリットはあり、相場予測分析方法の種類が多いことと、1つではなくいくつか組み合わせながら分析するにはそれなりに経験が必要だということです。また、よほど特徴的なチャートにならないと、投資家の希望的な観測に陥りやすく、特にテクニカル分析の経験が少ない投資家だと、自分の主観的に解釈してしまう傾向があるようです。

 このように、どんなにテクニカル分析を熟知しても100%相場に勝ち続けることは不可能なのです(例えどんな分析でも)。つまり、将来の相場予測を行うことも大切ですが、思い通りに価格が動かないときを想定して如何に対処を考えていくかが大切ですし、そのためにシナリオを描き、いろんな手法で分析を行い、自分の相場予測が正しく機能しているのか、いないのか把握することが実は大切なのです。それをするために、こうした作業は必要なのです。

 目的地に向かうときに、地図でルートを把握すれば、迷ったときにその道が正しいのかそうでないのか目安となるし、たとえ間違えても、間違ったことに気がつき改めることで、たとえ時間がかかっても目的地に向かうことはできます。勘に頼っていては、迷ったら最後、なかなか目的につけず、いや自分の現在地さえも分からなくなるのです。相場でシナリオをいくつか描いておくことは、地図でルートを把握しておくことに近いものといえます。

著者:黒川 厚page TOP

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