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商品先物取引はサヤ取りで儲けろ

限月間サヤ取り(スプレッド)について

 同一商品において限月が異なれば、限月間サヤ取りスプレッド)を行うことが可能です。理論的に限月ごとの価格は、受渡日が遠い限月ほど、その商品に対する利子や倉庫代などといったコストがかかることから価格が高くなると考えられています。しかし、その商品の人気や需給関係、政治・経済状況などによってはそのバランスも変化します。

 一般的には、当限は納会に最も近い限月であることから、現物の実勢に反映すると判断され、逆に先物は、取引期間が長いこともあり、市場参加者が多いことから出来高、取組ともに多く市場人気が反映されると見られています。この現物の実勢と市場人気の力関係で同一商品間でも限月ごとに価格差ができ、そのサヤの拡大・縮小の周期を利用して取引が可能となるのです。

 例えば、商品先物取引では、ご存知のとおり扱っているのが商品ですので、需要と供給のバランスが大きな影響を与えます。需要が供給を上回れば、需給逼迫感から当限の方から上昇することになることが多く、また、先行き需給緩和観測が強まれば、先物が売られやすくなります。たとえ同じ商品間でも限月が異なることで値動きも違ってくるのです。

 ただし、長い目で見ると、同じ商品ですので、行き過ぎなサヤは適正なサヤに戻ろうとする動きが働くものと考えられていますので、限月間のサヤ取りが利用できるのです。

限月間サヤ取りを仕掛けるポイント

 限月間サヤ取りを行うときは、取引を行う商品が「順ザヤ」なのか「逆ザヤ」なのか把握しておかなければ、リスクが拡大する可能性があるので注意する必要があります。

 基本的な仕掛けるパターンとして @順ザヤ期の順ザヤ取り=当限:買い/先物:売り A順ザヤ期の逆ザヤ取り=当限:売り/先物:買い B逆ザヤ期の順ザヤ取り=当限:買い/先物:売り C逆ザヤ期の逆ザヤ取り=当限:売り/先物:買い と大きく4パターンに分かれます。

 サヤがどのような状況になっているか把握せずに取引を行えば、かえってリスクが高まることになり、よく言う「股裂き」状態などになり、売り買い両方とも損失となることがあるので注意が必要です。

著者:黒川 厚page TOP

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