ゼロからはじめる商品先物取引

ザラバ取引ってなに?

 ザラバ取引は、現在の世界の取引所の大半が採用している方式で連続取引方式とも呼ばれています。商品先物取引大国であるアメリカでもオープン・アウトクライ方式の名前で連続取引が行われています。

ザラバ取引では、一定の取引時間を定め(例えば東京工業品取引所では午前9時〜11時(前場)と午後12時半から3時半まで(後場))、時間内であればいつでも注文を出すことが出来、売りと買いの価格と数量が相対の関係で合致したものから随時成立されていきます。そのため約定価格は、売買が成立するごとに形成されるため、同一商品の同一限月に、いくつもの約定価格が存在することになります。 ただし前場の寄付・引け、後場の寄付・引けでは「板寄せ取引」(別途説明)手法を採用し、単一約定価格を形成します。

ザラバ取引の2つの原則

 ザラバ取引には、注文の優先順位に関する原則として「価格優先の原則」と「時間優先の原則」の2つの原則があります。

 「価格優先の原則 」とは成行注文は指値注文より優先的に約定。指値注文の中でも「売り指値注文」はより低い指値から、「買い指値注文」はより高い指値から優先的に約定。

 「時間優先の原則」とは、同一の価格条件の注文が複数出された場合、より早く商品取引所に受け付けられた注文が優先的に約定。

 ザラバ取引は、随時約定されていくので注文は入りやすいのですが、流動性の乏しい市場や需給のバランスが大きく崩れている市場ではなかなか取引が成立せず、価格が決まらないことや、市場での取引が少ないときには自分の成行注文で価格が大幅に動いてしまう可能性があります。

著者:黒川 厚page TOP

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