商品先物相場(ホーム) > ゼロからはじめる商品先物取引 > 商品先物の仕組み
ゼロからはじめる商品先物取引

公正な価格形成

 商品先物取引は、農林水産大臣及び経済産業大臣の許可を受けて設立された国内4箇所にある「商品取引所」で行われ、各商品ごとに将来の需給を予測して価格が日々決められています。

 この商品取引所は会員組織となっており、会員でなければ取引を行うことができません。しかし、「商品取引員」という許可を受けた受託会員が、一般投資家からの注文を受け市場に取り次ぐことにより多くの投資家が参加することで、あらゆる情報が集まり、より公正な価格形成が行われているのです。

商品先物取引のメリットとは

 商品先物取引のメリットとして、主として3つ挙げることができます。1つは、「売りからも買いからも取引が可能」ということです。つまり、現物を持っていなくても、価格の推移により決済できる「差金決済」の仕組みがあることから、売買のタイミングを逃さず取引を行えます。また、物の価格変動リスクとしてヘッジが可能となります。

 2つ目は、「少ない資金で取引可能」。つまり、物そのものの丸代金を支払う必要がなく、丸代金の約5〜10%(商品によって決められている)の証拠金を支払うだけで取引に参加することが可能です。一般投資家にとっては、少ない資金で大きな利益を挙げることができ、当業者などは少ない資金で価格の変動リスクをヘッジすることができ、資金効率の高い取引といえます。

 3つ目は、「現物の授受も可能」。商品取引所法に基づき、主務省(農水省、経産省)が許可した商品取引所行われるため、受け渡す商品についても一定の基準を設けており品質面でも心配なく、現物の授受が安心して行えます。

商品先物取引のデメリットとは

 デメリットとしては、1つ目が「元本保証ではない」ことです。商品先物取引では、予想と反対の動きをすると、投資資金がゼロになるだけではなく、新たに追加資金を投入しなければならない場合もあります。

 2つ目が「期日に限りがある」ことです。商品によって多少違いますが、およそ半年から1年以内での取引となっています。まして、日本の先物取引は、取引期間(限月)の最長のもの(先限)が一番取引量が多く、期日が短くなるにつけ、取引量も大きく変わるので、注意が必要です。

 そして3つ目ですが、「変動率が高い」ということです。つまり、ハイリターンではあるが、ハイリスクでもあるということです。商品によっては、数ヶ月にわたり一方向に大きく動くことがあり、自己の予想通りであれば問題ありませんが、逆であれば大きな損失となります、また、値幅制限があり、連日ストップということになれば対処方法も限られてくるので注意が必要です。

著者:黒川 厚page TOP

スポンサード リンク
 

page TOP

*