ゼロからはじめる商品先物取引

商品取引員ってなに?

 委託者(投資家)が注文を出す場合は商品取引員を通します。これは、株式の注文を出すとき証券会社を通すような役割を演じているのが商品取引員ということです。商品取引員は農林水産大臣と経済産業大臣の許可を受け受託業務が認められ、売買の仲介を行っているのです。

 投資家が売買を行うには、商品取引員に口座を開き、一定の資金「取引証拠金」を事前に預ける必要があります。この資金は、商品取引所と業界団体である「日本商品先物振興協会」が出資した「株式会社日本商品清算機構」に預託され、たとえ商品取引員が破綻しても預けた資金は守られる仕組みになっています。

商品取引員と投資家の関係

 多方面からの参加者が増えることであらゆる情報が集まり、「公正な価格形成」がなされる他に、実は「需給の調整」に一役買っているのです。仮に、商品取引所である先物価格が下落すれば、その商品の需給は緩和に向かっていると判断ができ、生産者などは減産に動いてくるのです。

 逆に、先物価格が上昇していれば、需給は締まる方向にあるので、生産者としては増産に動いてくるのです。つまり、先物価格の上昇・下落が需給を調整している「見えざる手」の役割を果たしているといえそうです。

登録外務員ってなに?

 商品取引員の従業員で、日本商品先物取引協会が実施する「登録外務員試験」に合格した人のことをいいます。投資家が売買を行う場合は、この登録外務員を通すか、商品取引員のコンピューターを介したインターネット取引を行うことができます。その他登録外務員は、投資家に必要な情報を提供したり、アドバイスを与えることも行います。

 ただし、どんな意見やアドバイスを聞いても、売買で最も重要なことは、最終的な判断は自己責任で行うということです。当然、売買を行うときには委託手数料(仲介手数料)というコストもかかり、こちらは2005年1月より完全自由化になっていますので、商品取引員により異なっているため、その辺での比較検討も必要となります。

著者:黒川 厚page TOP

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