ゼロからはじめる商品先物取引

引成(ひけなり)注文ってなに?

 引成注文とは、「指成注文」(別途解説)同様ザラバ取引のみの注文形式で、午前中(前場)に出された注文に関しては「前場の引け(前引け)」で「成行注文」として注文が執行され、午後(後場)に出された注文は「大引け」で「成行注文」として注文が執行されるものです。

 なお、マーケットの状況により、こちらも「指成注文」同様、前引け・大引けで「成行注文」が執行されても約定しない場合があるのでしっかり注文を確認することが大切です。

引成注文のポイント

 引成注文は、前場に出されたものは前引けで成行に、後場に出されたものは大引けに成行として執行される注文方法です。また、前場に出された引成注文が前引けで成立しなかった場合は、後場の寄付から通常の「成行注文」として扱われます。

 引成注文の特徴として、銘柄の癖やそのときのマーケットの状況において取引が終了する間際に相場が大きく変動したり、週末の大引け、月末の大引けなどに特徴的な動きをすることがあり、投資戦略の一つとしてそうした引け間際を狙って売買を行ってくるっといった投資家も見られるようです。

 最近では、各企業からも多種多様な注文形式で発注できるようになっており、投資家が取引を行う上で便利な注文方法ができてきました。各投資家の戦略に合わせて、特徴的な注文形式を組み合わせていけば、きっと投資収益の向上にも大いに役立つことでしょう。また、投資のリスク管理を行う上でも、各注文形式を正しく把握することで、多くのリスクから自己の投資資金を守ることも可能だと思います。

著者:黒川 厚page TOP

スポンサード リンク
 

page TOP

*