ゼロからはじめる商品先物取引

指成(さしなり)注文ってなに?

 指成注文とは、日中は「指値注文」として取り扱われており、この指値注文が日中に約定しなかった場合において大引けで「成行注文」として扱われる注文方法であり、商品先物取引ではザラバ取引のみの形式です。仮に、日中に「指値注文」が大引けまで全部または一部が成立せず残ってしまうと、残った枚数が大引けで「成行注文」と執行される、「指値注文」と「成行注文」を組み合わせた注文方法です。

 例えば、「東京金を2,500円の指成注文で買い」という注文があり、現時点での取引価格は2,550円とします。その後の取引価格も2,500円以下になることなく大引けを迎えると、この注文は大引けで成行注文として執行いたします。

指成注文のポイント

 指成注文は、価格が自己に有利な指値条件に達することを考えながらも、できるだけ本日中に約定させたいと考えているときに使い勝手のいい注文方法です。しかし、その時々のマーケットの状況しだいで大引けに成行注文として執行されても約定しないことがあるので注意が必要です。

 例えば、日中の価格が商品取引所の制限値幅(ストップ高、ストップ安)に達した場合や約定可能範囲において注文枚数が不足している場合は注文の一部しか約定しない場合があります。また、「指成注文」の指値条件について商品取引所が決めている制限値幅以上(または以下)を指定条件とした場合、「指成注文」自体が取引所で受け付けてもらえない場合があるので注文を出すときには十分確認が必要です。

著者:黒川 厚page TOP

スポンサード リンク
 

page TOP

*