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日本の商品先物取引

アルミニウムの変動要因について

 「東京アルミニウム」の価格変動を予測するためには、価格指標となる「LMEアルミニウム」の価格変動を予測することが重要です。世界のアルミニウム価格はLME(ロンドン金属取引所)を中心に形成されており、国内アルミニウム価格はLME価格と為替、それに輸入諸掛かり等を勘案して形成されることになります。日本は米国に次ぐ世界第2位のアルミ消費国ですが、そのほとんどを輸入に頼っています。アルミの精練には大量の電力を消費するため、電気料の高い日本では精練コストが高くなってしまうからです。

 *LME(ロンドン金属取引所)とは、アルミニウム、銅など非鉄金属先物取引の中心であり、国際価格をリードする役割を担っています。ただし、生産者、当業者などが中心で、一般投機家が参加する余地はほとんどありません(値幅制限や建玉制限もない)。

アルミニウムの需要と供給について

 需要のポイントとしては、@世界の景気(輸送機器、家電製品など経済活動の基盤となるあらゆる素材として利用されていることから景気に大きく左右される。特に世界最大消費国アメリカの景気動向に影響を受けます) A中国の動向(中国は世界第4位の消費国ですが、発展途上段階にありインフラ面から見ても、今後アルミ消費増大の可能性を秘めているので注意) B環境規制等の動き(自動車をはじめアルミは輸送機器に多く使用され、鉄などに比べて軽量であり、より燃費効率を良くするために軽量素材の需要が増すことが考えられます。)

 一方供給のポイントとしては、@生産国の動向(生産国の上位5カ国は、米国、ロシア、カナダ、中国、豪州で、全体の6割弱をこの5カ国で占めています。供給面は主に鉱・工業品で、供給国が比較的多岐にわたっていることもあり、比較的安定しています。ただし、アルミ精練工場での事故やストライキ、生産調整などには比較的敏感な反応します。)

 *需給環境を見る上では在庫水準が把握することははずせません。アルミの場合にはLME指定倉庫在庫とIPAI(国際一次アルミニウム協会)指定倉庫在庫が注目されています。LME在庫はLME受渡しに供されることから、LME相場に直接影響します。また、IPAIは世界在庫の9割を把握していると言われています。

アルミニウムの理論値価格の算出方法

 あくまでも参考ですが、LME価格や為替(ドル/円)を使って東京アルミニウム価格を予測する1つの手段としての計算方法です。必ずこの理論値になるといったものではなく、また、この理論値に近づくといったものでもないので、たくさんある判断材料の1つとして考えてください。

 「LME3ヵ月物」価格×為替レート[ドル/円・円換算]÷1,000[キログラム換算]+諸経費(7円程度)

アルミニウムの取引要綱

 @取引種別 :ザラバ取引  A取引時間:【前場】09:00〜11:00 、【後場】12:30〜17:30  B呼値:1Kg当たり C呼値の単位:10銭刻み  D売買単位:[07/10〜] 5000Kg(5000倍)[〜07/08] 10000Kg(10000倍) E限月:6限月(偶数月)

 *その他、証拠金や値幅制限は、相場状況で変わりますので事前に確認をすることをお勧めします。手数料も各取引員によって違いますので比較検討をお勧めいたします。

著者:黒川 厚page TOP

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