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日本の商品先物取引

トウモロコシの変動要因について

 「東京トウモロコシ」の価格変動を予測するには、価格指標となる「シカゴトウモロコシ」の価格変動を予測することが重要です。

 「穀物系の価格は、大きく2つのパターンに別れ、1つは天候期といわれ、作付けから収穫までの間は産地の天候に大きく影響される期間。もう1つが需給期といわれる、収穫後翌年の作付けが始まるまでの期間、マーケットが需給動向を主な要因として動く時期に分かれます。こうしたその時々の需給バランスに影響を与える要因を理解することが大切です。

 トウモロコシの消費は主に、食用、アルコール・油の採取、飼料用などとなっています。これまで発展途上国の経済状況の向上から食肉需要の増加から飼料用としてトウモロコシが注目されていましたが、最近では、石油の高騰や環境への配慮から、バイオエネルギーとしても注目されてきています。 生産面では、米国、中国、ブラジルなどが主な生産国で、輸出という点では米国が約7割を占めています。つまり、世界のトウモロコシ供給のカギは米国が握っているといえ、国内の主な産地(中西部を中心とする主要10州で3/4を占める)の生産動向が世界の供給に大きな影響を与えることになります。

トウモロコシの需要と供給について

 需要のポイントとしては、@中国の動向(経済発展に伴い食肉需要の増加、国内トウモロコシの減産等の影響から、近年は輸入国に転じており、中国の動向は、時として市場に大きな影響を与えることから注意が必要) A米国内畜産業の動向(トウモロコシの6割弱が飼料向けに消費されるため、米国内畜産業の動向にも注意を払いたい。近年では石油の高騰により、トウモロコシがエタノール用として注目されています。)

 一方供給のポイントとしては、@米国の天候及び作付面積(米国の生産量は、国内中西部の天候次第であるといえます。特に天候期の7月〜8月にかけての受粉期が、その年の生産を占う上で重要な時期で、乾燥・高温といった天候(ホット&ドライ)に見舞われると大減産に繋がります。また、作付け期に降雨等が続くと、トウモロコシの作付けを放棄して大豆作付けに切り替えトウモロコシの作付け面積が減少することになる。) Aブラジル、南アの供給(ブラジル、南アという南半球産地のトウモロコシは、4月ごろから世界的に出回ります。その生産量はやはり天候に左右されることになり、生育期が米国と反対の時期に当たるため、需給調整の役割を果たす傾向があります。)

トウモロコシの理論値価格の算出方法

 あくまでも参考ですが、シカゴトウモロコシの価格や為替(ドル/円)を使って東京トウモロコシの価格を予測する1つの手段としての計算方法です。必ずこの理論値になるとか、この理論値に近づくといったものではないので、たくさんある判断材料の1つとして考えてください。

 (「シカゴトウモロコシ」価格+230セント[C&Fプレミアム])÷100[ドル換算]×39.37[トン換算]×為替レート[ドル/円・円換算]×1.07[CIF係数]

 *CIF・・・輸入諸経費

トウモロコシの取引要綱

 @取引種別 :板寄せ取引  A取引時間:【前場】09:00 10:00 11:00  【後場】13:00 14:00 15:00  B呼値:1000Kg当たり C呼値の単位:10円刻み  D売買単位:[08/05〜] 50000Kg(50倍) [〜08/03] 100000Kg(100倍) E限月:6限月(奇数月)

 *その他、証拠金や値幅制限は、相場状況で変わりますので事前に確認をすることをお勧めします。手数料も各取引員によって違いますので比較検討をお勧めいたします。

著者:黒川 厚page TOP

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