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日本の商品先物取引

パラジウムの変動要因について

 「東京パラジウム」の価格変動を予測するためには、需給関連ニュースに敏感に反応するため、できるだけ需給要因をスピーディ且つ正確に把握し分析することが大切です。 パラジウムは白金族の1種ですが、宝飾品として用いられるのはごく一部で、そのほとんどは実用に回されます。電子工業用で極めて優れた特性を持つため、伝統的に電子工業向け需要が多く、また変質しにくい特質から歯科用としても用いられます。また、プラチナ同様、自動車触媒向けの需要も根強いものがあります。

 また市場としては、プラチナ同様東京工業品取引所が世界最大の市場となっています。ただし、こちらもプラチナ同様市場規模が小さいために、投機資金の流入が大きな波乱要因となります。

パラジウムの需要と供給について

 需要のポイントとしては、@自動車触媒需要(プラチナ同様、自動車用の触媒需要は大きくものの、近年は価格面での有利さがないことや安定供給といった面でプラチナのほうが有利との見方がされている。いずれにせよ今後の各国自動車メーカーの対応が注目される。) A電子工業向け需要(景気に左右される傾向が強い。電子産業内でパラジウムの代替品の開発が活発に行われているため安定的な需要とはいえなくなっている。こうした代替の動きがどの程度進むかが需要のカギ。)

 一方供給のポイントとしては、@ロシアの動向(世界供給の実に60%強のシェアーをロシアが閉めています。このため、ひとたび同国の供給に支障をきたす状況があれば価格は高騰し易いということがいえますが、逆に生産過多に陥ると、スポット売却が増加し、相場急落の要因ともなります。ロシアのパラジウムはノリリスク・ニッケル鉱山のバイ・プロとして多くが生産されています。しかし、同鉱山ではインフラが老朽化し、生産そのものが問題視されているという側面もあります。) A南アフリカの動向(ロシアと共にパラジウム供給の一翼を担う南アフリカの動向も注意が必要です。パラジウムの場合、パラジウムのみを生産する鉱山はなく、白金、ロジウム等と共に生産され、これら白金族相場の動向も鉱山の生産動向を左右します。)

パラジウムの理論値価格の算出方法

 あくまでも参考ですが、NYパラジウム価格や為替(ドル/円)を使って東京パラジウム価格を予測する1つの手段としての計算方法です。必ずこの理論値になるといったものではなく、また、この理論値に近づくといったものでもないので、たくさんある判断材料の1つとして考えてください。

 「NYパラジウム」価格÷31.1035[グラム換算]×為替レート[ドル/円・円換算]

パラジウムの取引要綱

 @取引種別 :ザラバ取引  A取引時間:【前場】09:00〜11:00 、【後場】12:30〜17:30  B呼値:1g当たり C呼値の単位:1円刻み  D売買単位:500g(500倍) E限月:6限月(偶数月)

 *その他、証拠金や値幅制限は、相場状況で変わりますので事前に確認をすることをお勧めします。手数料も各取引員によって違いますので比較検討をお勧めいたします。

著者:黒川 厚page TOP

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