日本の商品先物取引

鶏卵の基礎知識

 鶏卵は消費者側から見ると『物価の優等生』と称されるほど値動きが少ない商品です。また、一般家庭においてもっとも一般的な食材のひとつであり、最近ではマヨネーズやドレッシング、アイスクリームなどの加工用または業務用として利用されています。

 小売価格においては極めて安定している鶏卵ですが、卸売価格に目を向けると夏には安く、冬高いといった価格傾向がはっきりと存在し、時には高値と安値で2倍近くにもなるような大きな変動幅を示すこともある商品です。

鶏卵の需要と供給について

 鶏卵の日本における消費量は約250万トンで約6割が家庭用です。季節的な需要動向を見てみると、夏場は生ものがいたみやすいこともあり減少し、冬場は鍋物やおでんといった需要、クリスマスケーキ、正月(出し巻き卵など)などのイベント需要が増加します。

 一方供給は、国内で流通している卵のほとんどが国内産で、季節的には1〜3月は寒さのため減産、7〜9月は暑さのため減産、4〜6月、10月〜12月は天候が穏やかになり増産となる傾向があります。ただし近年、鳥インフルエンザなどの問題で鶏卵の生産量に対する心理的な懸念も価格に影響を与えているようです。

鶏卵の取引要綱

 @取引種別 :板寄せ取引  A取引時間:【前場】9:40 11:40 【後場】13:40 15:00 B呼値:1Kg当たり C呼値の単位:10銭刻み  D売買単位:10,000Kg(10,000倍) E限月:6限月(奇数月)

 *その他、証拠金や値幅制限は、相場状況で変わりますので事前に確認をすることをお勧めします。手数料も各取引員によって違いますので比較検討をお勧めいたします。

 (中部大阪商品取引所に上場されているものの、ほとんど出来高は無く、一般投資家の売買も限られている状況です)

著者:黒川 厚page TOP

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